製品情報
石灰石は、海の生物であるウミユリ・フズリナ・サンゴなどの遺骸が堆積・沈殿したものが地殻変動により岩石となり、数億年前から7千万年前にかけて生成されました。
当鉱山では、二枚貝等の化石が発見され、石灰石生成の時期は約2億年前と推定されております。
石灰石は主成分が炭酸カルシウムから出来ている方解石の集合体で、日本で唯一100%自給できる鉱物資源です。当鉱山の石灰石は純度99%以上の高品質を誇っています。
鉱山から採掘された石灰石は、様々な工程を経てお客様の元へ届けられます。八戸鉱山株式会社では、無公害地下長距離ベルトコンベア(LBC)により港頭サイロへ製品を搬送し、各地域のお客様へ出荷をしております。
穿孔(せんこう)機で爆薬を入れる穴を掘ります。
爆薬を入れて発破します。
立坑(たてこう)とよばれる縦穴に石灰石を投入します。
立坑の底部からベルトコンベヤで坑外へ運ばれます。
中央操作室、山元の破砕設備・整粒分級設備・貯鉱設備を監視・操作します。
各製品毎(サイズ毎)に破砕機(クラッシャー)で砕きます。
各製品毎(サイズ毎)に整流分級機(スクリーン)で篩分けします。
各製品毎に山元ヤード・製品ビンに貯鉱します。
山元から港頭・セメント工場へ地下ベルトコンベア(自然環境と生活環境に配慮した無公害輸送設備)で輸送します。
港頭サイロへ製品貯鉱し、船積機(石灰石用2基、セメント用1基)で船積出荷します。
港頭操作室、LBC設備および船積設備を監視・操作します。
船積員(ハッチマン)は船積機を操作し、製品を船に積み込みします。